【石村吹雪】
もう充分「ベテラン」と言って良い彼は、東京出身のシンガーソングライター。
基本的には、ギター一本の弾き語り。
独特の詞の世界とコード進行は、誰かに強く影響を受けた訳では無く、
むしろ外部からの刺激に左右される事無く、脈々と己の世界を構築して来た。
これは実際には稀有な例だ。
普通は多かれ少なかれ、その音楽の中に、誰かしらレジェンドの影が見え隠れするものだ。
だが、彼の音楽には誰の影も見えない。とにかく個性的でユニークだ。
石村吹雪は多作だ。とにかく持ち曲数がハンパない。
見たモノ、感じたモノを片っ端から曲にする。食べ物ネタから、野球ネタ、電車通勤ネタ、
ちょっとしたストーカー的な話しや、お気に入りの理髪店まで、出会い頭に何でも歌にしてしまう。
「愛の歌」「人生の歌」も結構多いが、その表現も独特でリアリティーに溢れ、そして説得力がある。
歌を楽しむとは、音楽を楽しむとは、こんな形もあるんじゃないですか?
とオーディエンスに提案し、共感を得ている。
※池袋フィールドのブログより抜粋
ホームページ(https://www.ishimurafubuki.com/)
【途】
リスナーによる選曲集 第二弾 その名も、「途」。
つまり、このアルバムの曲順を含めた選曲は、リスナーご提案のものであり、
独りよがりに陥りがちなセルフプロデュース作品 集とは一線を画す、
間違いなく一聴の価値ある代物、という意味です。あああらまほし。
→石村吹雪その他の作品はこちら。